ゼネコン2

大手ゼネコンの3社目としては、大林組があります。

大林組は、関西に強い建設会社で、その耐震技術や鉄道工事には高い評価を得ているため、JR関連の建設物に強いという特徴があります。

清水建設と逆で、土木に強く、各個人の能力も高いという建設会社です。

スーパーゼネコンの中でも、エリート然としていないという点で、少し違った雰囲気を持っているといえるのかもしれません。

大林組は、この不況下でも工事コストへの緻密な見積もりや不採算案件は受注しないといった採算改善に力を注いだ結果、建設業界の大手ゼネコンの中でも減益率が低く、利益率が高くなっています。

京都駅ビルや新宿タカシマヤタイムズスクエア、東京駅の丸の内駅舎、六本木ヒルズや表参道ヒルズなどの建設を手がけてきました。

続いて大手ゼネコン4社目というと、大成建設があります。

大成建設は、グループとしての組織がしっかりしており、高い技術を持っていますが、特に空港やハイテク医療を得意としています。

鹿島建設のライバル会社でもあり、建設業界内でも鹿島建設との仲が悪いことは有名なのですが、土木の実力は業界トップといえる技術を持っています。

バイタリティの強い社員が多く、積極的に事業展開を進めています。

海外受注を近年盛んに行っており、アラブ首長国連邦におけるパームアイランドの海底トンネルや、ヨーロッパとアジアを結ぶ鉄道トンネルといわれるボスポラス海峡横断鉄道トンネル、ドバイの超高層ビルであるアルマスタワーの建設などにかかわっています。

さらに環境対策にも高い技術力を示していて、特に土壌浄化についての技術は、国内トップといえるものがあります。

大成建設が建設してきたものとしては、ホテルオークラや横浜ベイブリッジ、中部国際空港、東京慈恵会医科大学付属病院などがあります。

そして最後の建設業界大手ゼネコンというと、竹中工務店です。

竹中工務店は、株式公開していないため、時には大手ゼネコンからはずされることもありますが、その施工実績の多さは国内トップです。

工務店という名称とはかけ離れて、完成工事高も国内トップクラスですが、設計や品質に対する評価が高く、建築業協会賞であるBCS賞も多数受賞しています。

主な建設物としては、東京ドームや東京タワーを始め、多くの美術館や病院を建設しています。